土地や戸建、マンションなどの購入を検討している方は、支払い方法にクレジットカードが使えるのか気になっているのではないでしょうか。
高い買い物のためすぐにお金を用意するのは難しいと悩んでいる方に向けて、不動産をクレジットカードで購入できるのかについて解説します。
そのメリットやデメリット、注意点も合わせてお伝えしていきます。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
熊谷市の売買・投資物件一覧へ進む
不動産はクレジットカードで購入できる？
結論からいうと、不動産の購入はクレジットカードでも可能です。
しかし、注意したいのは、すべての不動産会社やカード会社でも対応できるわけではありません。
近年キャッシュレス決済が普及してきていますが、不動産ではまだできないことが多いのが現状です。
クレジットカードで不動産を購入可能
先述した通り、可能ではありますが、実は不動産会社や売主、カード会社は残念ながらあまりおすすめしていません。
クレジットカードで購入する場合には、手数料が発生しますが、不動産購入にかかる手数料は一体誰が負担するのでしょうか。
それは、不動産会社が負担することになります。
手数料は、総支払額に対して4〜5％のため、購入するモノの金額が高ければ手数料も高額です。
たとえば、5000万円の物件を購入した場合の手数料は、200〜250万円もかかってしまいます。
これは、かなりの出費がかかるといえるでしょう。
また、売主側にお金が届くまでにタイムラグが発生します。
そして、カード会社にとってのデメリットは、支払われた金額を一時的に立て替えておく必要があることです。
高額により確認作業に時間もかかるため、カード会社としても怖くてやりたがらないという理由もあげられます。
一方で、買主のデメリットとして、不動産購入でクレジットカードを使うと、カードの上限額に達してしまうことも考えられるでしょう。
さらに、どうしてもクレジットカードで支払う場合には、まず初めに対応可能な不動産会社を探す手間が発生します。
不動産会社とカード会社に利用可能か確認が必要
不動産購入でクレジットカードを利用するには、不動産会社がクレジットカードに対応しているかが最初の問題になります。
賃貸では対応できるところが増えてきていますが、売買では扱う金額が高いため、カード会社の加盟店登録をするのが難しいのが現状です。
そのため、対応可能な不動産会社を探すのは、かなり厳しいといえるでしょう。
また、不動産会社が良くても売主側に断られる場合もあるため、売主に利用可能か確認する必要もあります。
▼この記事も読まれています
不動産購入時に利用できる3種類のローンをご紹介！選択のポイントも解説！
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
熊谷市の売買・投資物件一覧へ進む
不動産をクレジットカードで購入するメリットやデメリット
不動産購入は、ほとんどの方にとって一生に一度の大きな決断です。
メリットとデメリット、どちらも把握したうえで慎重に検討しましょう。
メリットとデメリット
メリットは、クレジットカードで購入することで、振込手数料がかかりません。
銀行振込を利用する際には、振込手数料がかかりますが、クレジットカード払いではかかりません。
振込手数料は、総支払額によって変わってくるため、高額になればなるほど高くなります。
また、銀行振込の場合は、状況によっては大金を持ち歩く可能性があるかもしれません。
そういった場合には、盗難の恐れも出てくるため気を付けなければなりません。
さらに日時に左右されずに契約ができます。
すぐに使える現金がなくても契約ができるのもカードで購入手続きをするメリットです。
振込や住宅ローンの手続きのため、金融機関にいく手間や時間も省けます。
デメリットは支払い方法が一括払いのみで、分割やリボ払いはできないため注意しておきましょう。
また対応している不動産会社やカードが少ないのが現状です。
クレジットカードがさまざまなところで使えるようになってきていますが、土地や戸建となると高額のため扱ってるところは少なめです。
どうしてもカードを使いたい場合は、まずは対応している不動産会社やカード会社を探すところから始めましょう。
ポイントが貯まる
カードで支払えばポイントが貯まります。
たとえば、ポイント還元率が0.1％の場合に、3000万円を支払うとポイントは30万ポイントつきます。
もっと高い還元率のカードなら、もっとポイントがつくでしょう。
ポイントは現金と同じように利用できるため、家具を買ったり、住宅資金に回したりできます。
そのため、大きい買い物の時はポイントが貯まるようにしたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。
リボ払いはできない
リボ払いとは、毎月の支払額を利息も合わせて固定して、決まった金額で返済していく返済方法です。
月々の支払い額が一定になることで、毎月の負担がわかりやすくなっていて便利です。
しかし、クレジットカードでの不動産の購入にはリボ払いや分割払いは対応していないため、一括払いでしか支払うことができません。
そうなると、決済日までにまとまったお金を用意しなくてはいけないため、残念ながら現金払いするのとあまり差がないといえるでしょう。
▼この記事も読まれています
マイホームを購入するならフラット35がおすすめ？条件とデメリットを解説
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
熊谷市の売買・投資物件一覧へ進む
不動産をクレジットカードで購入するときの注意点
注意点としては、ご自身が持っているクレジットカードの支払い限度額を前もって確認する必要があります。
なぜなら、分割やリボ払いは不可で一括払いのみのため、費用がクレジットカードの限度額を超えてしまう可能性があるためです。
限度額を把握する
当然ですが、クレジットカードの支払い限度額が購入したい不動産の金額より下回っていたら使用はできません。
クレジットカードでは、利用上限額が定められていることがほとんどになります。
一般的なカードの利用上限は高くても50万円で、ゴールドカードやプラチナカードでも、高くて数百万円の単位までしか対応していません。
安くても百万円単位からですが、数百万円で購入できる物件は残念ながらあまりありません。
しかし、カードの種類によっては使えるカードもあります。
限度額のない法人カードや銀行口座から直接引き落としするデビットカード、利用上限額のないカードなら物件の購入が可能です。
利用上限額がないカードを扱っている会社は何社かあるので、持っていなければ新たにカードを作る必要があります。
しかし、そういったカードを作る際の審査は厳しく、年会費も比較的高いため、それなりの資産がある方や高収入の方でないと、作るのは難しいでしょう。
支払い方法は一括払いのみ
先述したように、クレジットカードで購入した場合の支払い方法は一括払いのみで、分割やリボ払いでの支払いはできません。
そのため、決済日までに現金でまとまったお金を準備できる方でないと利用するのが難しいです。
しかし、全額は無理でも頭金や仲介手数料だけをカードで支払えるところや、限度額までカードで払って、残りは現金払いでも良いなど、さまざまな形で対応しているところもあります。
どうしてもカードで支払いたいと考えている方は、何ができるのかは会社によって違うので、まずはどの範囲でなら支払いが可能なのか聞いてみるのも良いでしょう。
▼この記事も読まれています
分譲マンションとは？メリット・デメリットと相場について解説！
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
熊谷市の売買・投資物件一覧へ進む
まとめ
クレジットカードで不動産を購入できるのか、メリットとデメリット、注意点についてご紹介してきました。
ポイントが貯まるというメリットはありますが、限度額がないカードで一括支払いで支払わなくてはなりません。
こういったメリットやデメリット、注意点などを参考に、不動産購入でクレジットカードを利用するかどうかを検討しましょう。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
熊谷市の売買・投資物件一覧へ進む
