マイホームを購入したあとに、自分の好みに合わせてリフォームやリノベーションをおこなう方が増えています。
しかし、一言でリノベーションといっても、実際にどのような流れでおこなえば良いのかイメージできない方も多いでしょう。
今回は、リノベーションの流れとはどのようなものか、物件探しから購入、設計、施工までの流れをご紹介します。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
熊谷市の売買・投資物件一覧へ進む
リノベーションの流れ①:物件探しから購入まで
マイホームを購入してリノベーションをおこなう流れは、まず「物件を探す」「物件の内見をする」「不動産の購入手続き」「住宅ローンの本審査」「決済・引渡し」へと進んでいきます。
ここからは、物件探しから購入までの流れを細かくご紹介します。
物件を探す
物件を探す場合には、まず物件探しをサポートしてくれる不動産会社を決める必要があります。
物件調査や予算管理をしっかり丁寧におこなってくれる不動産会社を見つけて、予算や希望条件を伝えて、それに合う物件を紹介してもらいましょう。
リノベーションを予定しているなら、リノベーション可能な物件探しから設計、施工まですべてをおこなえる「ワンストップ・リノベーション会社」もおすすめです。
この時点で、客観的に予算を出しておき、無理なく返済できる金額を把握しておくことが大切です。
物件の内見をする
気になる物件が見つかったら、内見をします。
もし物件検索サイトで気に入った物件を見つけた場合、そのサイトに記載されている不動産会社に連絡する必要はありません。
依頼する予定の不動産会社に連絡して、内見を調整してもらいましょう。
不動産の購入手続き
気に入った物件が見つかったら、不動産買付証明書を提出して売主側に意思表示をします。
同時に、金融機関に住宅ローン事前審査の申し込みをおこない「住宅ローンが利用可能かどうか」を確認しておきましょう。
事前審査に通ったら、不動産売買契約を結びます。
不動産売買契約とは、売主が不動産の権利を買主へ譲渡する、買主がその代金を支払うことを書面でかわす契約で、契約時に買主は売主へ手付金を支払います。
住宅ローンの本審査
不動産売買契約が終了したら、金融機関へ必要書類を提出して、住宅ローンの本審査をおこないます。
住宅ローンの本審査は事前審査より詳細な確認が必要となるため、期間は約1週間~2週間かかる場合が多いです。
本審査を通過したら、金融機関と住宅ローン契約を結びます。
決済・引渡し
不動産の売主・買主・不動産仲介会社・司法書士が立ち会いのもと、金融機関で決済をおこないます。
司法書士が必要書類を確認したら、住宅ローン融資が実行されて、所有権が売主から買主へ移り、物件の引渡しが完了です。
決済時には諸費用がかかり、登録免許税や司法書士報酬、不動産取得税など合計で物件金額の8~10%程度が目安で、通常現金で支払います。
▼この記事も読まれています
建売住宅と注文住宅の違いは?それぞれに向いている方の特徴についても解説
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
熊谷市の売買・投資物件一覧へ進む
リノベーションの流れ②:設計
物件を購入したら、次はリノベーションの設計やプランニングの開始です。
ここからは、リノベーションにおける設計の流れについてご紹介します。
ヒアリングや現地調査
設計の流れでは、最初に設計士によるヒアリングによってリノベーションに対する要望を聞きとり、具体的にどのような家にするか案を作成していきます。
ヒアリングに臨む前に、どのようなリノベーションにしたいのか、家族で意思の疎通を図り、意見をまとめておくとその後の進行がスムーズです。
同時に設計士によって現地調査がおこなわれ、物件の写真撮影、採寸、竣工図や設備機器の確認などを実施します。
プランの提案
ヒアリングと現地調査の結果をもとに、設計士から施主へプランの提案がおこなわれます。
プランは初回では2~3案程度提案され、そこから打ち合わせを重ねて徐々に最終案へと内容をつめていきます。
この作業は、リノベーションの流れのなかでも重要な部分なので、設計士との打ち合わせがしっかりできるように、時間を確保しておくようにしましょう。
プランを練り上げていく段階でのコツは、ひとまず予算を気にし過ぎないで、自分がやりたいと考えている要望はすべて伝えておく点です。
施主の要望を聞いていく過程の流れで、設計アイデアのヒントが生まれ、より施主のイメージに近いリノベーションが可能になります。
もし予算がオーバーしても、見積もりの段階で調整が可能です。
見積もり
プランが固まってきたら、実際に費用がいくらかかるのか、見積もりを出してもらいましょう。
リノベーションでは、希望する内容をすべて盛り込むと予算がオーバーしてしまうケースも少なくありません。
まずは要望とおりにリノベーションをするとどのくらい費用がかかるのか把握したうえで、調整をしていきましょう。
希望する内容に優先順位をつけて、取捨選択をおこなったり、方向性はそのままでグレードを下げたりして、予算内に収まるようにプランを完成させます。
リノベーションの設計にかかる期間は、一般的には2.5か月~3か月が目安です。
▼この記事も読まれています
建築条件付き土地とは?建売住宅の違いや購入時の注意点について解説!
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
熊谷市の売買・投資物件一覧へ進む
リノベーションの流れ③:施工
リノベーションの設計まで終わったら、次は「施工」の開始です。
施工にかかる期間は、リノベーションの規模や内容によって違いはありますが、一般的には2.5~3か月程度といわれています。
ここからは、リノベーションの「施工」の流れについてご紹介しましょう。
工事契約・工事準備
リノベーションのプランと見積もりが完成したら、リノベーションを請け負う会社と工事請負契約書を締結します。
契約が滞りなく終わったら、次は工事開始に向けて準備をおこないましょう。
リノベーションでは、マンションの管理組合への工事申請が必要となる場合があります。
一般的にはリノベーションの施工会社が申請をおこなう場合が多いですが、確認しておくと安心です。
くわえて、近隣の方々へ承認やご挨拶をおこなう必要がありますが、これについては、施工会社がおこなう場合と、施主がおこなう場合があります。
リノベーション工事
工事の準備が完了したら、リノベーション工事が開始です。
設計士が作成したプラン内容と工程表に従い、現場の職人さんたちが実際にリノベーションをおこなっていきます。
まずは、新しい住居に不要な仕切りや設備を取り払い、必要な設備は残す「解体作業」をおこないます。
次におこなう電気工事と配管・排水工事で整備するのは、照明器具やエアコンなどの設備を動かすための配線、トイレやキッチンなどの位置を動かすための配管などです。
内装工事では、壁や建具を設置して、壁や床、天井などを仕上げていきます。
検査・引渡し
リノベーション作業がすべて完了したら、施工業者によって検査が実施されます。
検査の結果、施工内容に不備があったり、設計と異なる点があったりした場合は、手直し工事などをおこない、本体工事が完了となります。
その後、施主立ち会いのもと確認作業をおこない、問題がなければ「工事完了確認書」にサインをして、引渡しが完了です。
万一引渡し後に不具合があった場合は、すみやかにリノベーション施工業者に連絡をしてアフターフォローを依頼しましょう。
▼この記事も読まれています
中古マンションの低層階と高層階のメリット・デメリットとは?
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
熊谷市の売買・投資物件一覧へ進む
まとめ
リノベーションの流れは、まず物件を探して内見したのち購入し、住宅ローンの本審査を経て決済、引渡しをおこないます。
設計の流れでは、設計士と打ち合わせをおこないながら、ヒアリングや現地調査、プランの提案、見積もりを実施します。
施工の流れでは、工事契約を結んで施工を開始し、完了したら検査をおこなって引渡しです。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
熊谷市の売買・投資物件一覧へ進む