住み替えをおこなうタイミングで子どもが通う学校を考えたり、進学するタイミングで引っ越しをお考えの方もおられるのではないでしょうか。
熊谷市には、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)にも指定を受けており、進学に特化した「埼玉県立熊谷西高等学校」があります。
そこで、熊谷市にある「埼玉県立熊谷西高等学校」の概要や特色、学校生活についてご紹介します。
熊谷市にお住まいをご検討中の方は、ぜひ参考になさってください。
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熊谷市にある「埼玉県立熊谷西高等学校」の概要
まずは、熊谷市にある埼玉県立熊谷西高等学校の概要についてご紹介します。
沿革
埼玉県立熊谷西高等学校は、昭和50年に設立されました。
昭和51年には校旗が制定され、翌年から数年にわたって管理棟・体育館・食堂、合宿所が建設されます。
平成4年には、理数科が設置され、普通科・理数科の全日共学となりました。
その後の沿革は以下のとおりです。
●平成9年:プール棟・防災拠点工事完了
●平成17年:ニュージーランド国ジェームズハーゲストカレッジと姉妹校提携調印
●平成24年:スーパーサイエンスハイスクール(SSH)第1期の指定を受ける
●平成27年:創立40周年記念式典挙行
●平成31年:スーパーサイエンスハイスクール(SSH)第2期の指定を受ける
熊谷西高等学校は、令和7年に創立50周年を迎える予定であるなど、歴史深い高等学校といえます。
教育目標と目指す学校像
熊谷西高等学校の令和5年度の教育目標は、「知識と良識を兼ね備え、自他を愛し、調和のとれた社会人を育成する」です。
また、目指す学校像として、生徒の力を最大限に伸ばす県北が誇る進学校であることを掲げています。
「英姿颯爽(えいしさっそう)」を校風とし、高校生活を通して体得、体現し、大きく飛躍することを期待しています。
熊谷西高等学校は、県北でただ一つの理数科と普通科がある男女共学の進学校です。
「進学の熊西」「探求の熊西」をキャッチフレーズに、自ら学ぶ力を身につけ「高い志を持つ生徒の確実な進路実現」に取り組んでいます。
日々の授業を大切にし、基礎・基本を確実に習得し、大学や社会での専門的研究につながる能力を最大限に伸ばすことを目指しています。
●所在地:埼玉県熊谷市三ケ尻2066番地
●アクセス:JR高崎線「籠原駅」下車 徒歩15分/秩父鉄道「大麻生駅」下車 自転車15分
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熊谷市にある「埼玉県立熊谷西高等学校」の特色
続いて、熊谷西高等学校の特色をご紹介します。
スーパーサイエンススクール(SSH)の指定を受ける
埼玉県立熊谷西高等学校は、平成24年からスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受けています。
文部科学省は、将来、社会を牽引する科学技術人材を育成するために、先進的な科学技術や理科・数学教育を実施する高等学校をスーパーサイエンスハイスクール(SSH)として指定しています。
全国でわずか200校あまりで、県北では唯一の指定を成し遂げるなど、「熊西からノーベル賞」を合言葉に人材の育成を進めているのです。
また、従来の予算とは別にJST(科学技術振興機構)から予算が出るため、SSHの生徒はより充実した環境下で学習でき、高校から大学レベルまでの学習をおこなえることもあります。
また、普通科の文系を含むすべての生徒に科学的な思考力や素養を身につけるため、探究活動やSS科目を履修する教育課程を実施しています。
このように、熊谷西高等学校は、理数教育のトップランナーとしても注目されているのが特徴です。
普通科の特色
創立以来の伝統がある普通科は、質の高い教科指導の中で、基礎学力はもちろんのこと高度な学力を育み論理的思考を鍛え、進路実現に向けた力を見つけます。
また、探究学習を推進し教養を幅広く身につけるだけでなく、進路や希望に応じた履修を可能にするなど多様な選択科目があります。
2年次からは文系と理解、3年次からは国立文系・私立文系・文理系・国立理系・私立理系と5つのコースに分かれるため、進路希望に応じた教育を受けることが可能です。
文系では、国語や社会などの科目を増やし、文系の大学進学に有利なカリキュラムとなっています。
一方で、理系では、数学・理科といった科目を増やし、理解の大学進学を希望する生徒にも対応できるよう配慮されています。
理数科の特色
理数科は、理科や数学に強く関心を持つ生徒に対し、その可能性を伸ばし、かつ世界で活躍できる人材を育成することを目的として設置されました。
つまり、将来的に国公立を中心とする理系大学への進学を希望する生徒のための専門学科です。
また、普通科の科目を普通科クラスと同程度学習したうえで、さらに理科・数学の専門教科を深く学習し、大学での研究につながるよう工夫されているのが特徴です。
理数科の理科は、物理・化学・生物・地学を深く探究できるだけでなく、実験や実習も多数取り入れ理論との関連をはかっています。
数学では、SS数学Ⅰ、SS数学Ⅱ、SS数学特論の履修により、3年の1学期には高校レベルの学習は終え、その後は国公立大学入試を突破できる実践的演習に移ります。
実際に令和5年3月の卒業生は、39名中半数の20名が現役で国公立大学へ進学しており、理系大学に有利な教育を学ぶことができるでしょう。
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熊谷市にある「埼玉県立熊谷西高等学校」の学校生活
熊谷西高等学校は、勉強以外にも部活動や国際交流などにも力を入れています。
ここでは、熊谷西高等学校の部活動や国際交流、進路指導などの学校生活についてご紹介します。
部活動
熊谷西高等学校には、野球部、サッカー部、陸上競技部、ソフトテニスなど17つの運動部があります。
一方で、文化部は吹奏楽部、合唱部、軽音部、美術部、写真部など15個あり、幅広く部活動にも力を入れているのが特徴です。
学習活動と部活動との両立を通して、充実した学校生活の実現を図っています。
国際交流
熊谷西高等学校では、積極的に国際交流もおこなっています。
2023年には、埼玉親善大使として、オーストラリアのクリーンズランド州に約3週間留学した学生もいました。
埼玉県では、県と正解の国々との懸け橋として、友好交流の推進を図っています。
その懸け橋として、熊谷西高等学校も参加し海外での活動や生活などについて、県民の方々に報告するなど活躍をしています。
日々培ってきた英語力をさらに向上させることができ、かつ日本とは異なる考え方などを、留学を通して学ぶことができるでしょう。
進路指導
熊谷西高等学校は、現役合格率93.0%、現役進学率90.4%といずれも高い合格率を誇っています。
全教職員が総力をあげ一丸となって生徒との進路実現に向けて、さまざまな進路指導をおこなっています。
教師も質の高い進路指導のノウハウを向上させ、現役3年間で生徒の力を最大限にそして確実に伸ばし、進路を保障する進学校です。
自らの人生をたくましく切り拓いていく高い志を持つ方には、常に進化し続ける熊谷西高等学校がおすすめです。
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まとめ
熊谷西高等学校は、県北が誇る公立進学校であり、全国でわずか200校あまりしか指定されていない「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定校です。
とくに進路実現に向けて、生徒だけでなく教職員が一丸となって進路指導をおこない、高い合格率と進学率を誇っています。
熊谷市にお住まいをご検討中の方は、ぜひ将来有望な人材が期待できる「埼玉県立熊谷西高等学校」を検討してみてはいかがでしょうか。
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