マンションを選ぶ条件として、駅近は重視されやすいもののひとつに挙げられます。
駅が近距離にあると通勤通学にも利用しやすく、利便性が高いことなどが駅近物件の魅力です。
人気の高い駅近ですが、自分にあったマンション選びをするためには、メリットと注意点の両方を押さえておくことが大切です。
今回は、駅近マンションの定義をはじめ、購入のメリットや注意点について解説します。
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購入時に知っておきたい!駅近マンションの定義とは
立地は、マンション購入を検討する際の重要な要素ですが、駅近の立地とされる物件とは、具体的にどのようなものを指すのでしょうか。
まずは、マンション選びの際に知っておきたい、「駅近」の定義から解説します。
駅近マンションとは?
結論からいうと、駅近とはどのようなマンションかを明確に定めるようなルールはありません。
しかし、一般的には、駅からの距離が、徒歩10分圏内にあると駅近マンションとして扱われることが多いです。
駅近物件に対して、駅から遠い距離にあるマンションは駅遠物件といわれることがあります。
また、新築マンションの坪単価から定義を考えると、首都圏における駅近とは、駅から徒歩6分までの距離にある物件と捉えることができるでしょう。
首都圏の新築マンションの場合、駅から歩いて2分から6分の距離にある物件のほうが、徒歩1分の物件と比べても坪単価が高い傾向にあります。
たとえば、駅から徒歩3分の距離にあると駅との距離が程よく、居住用マンションとしての立地が優れているとして、相応の価格になっていることが多いです。
つまり、徒歩6分圏内にある物件とは、駅近としての価値が認められているマンションとして考えることができます。
ちなみに、広告で見かけられる「駅から徒歩〇分」といった記載は、実際の距離に基づき、80mを1分として換算されたものです。
徒歩6分であれば、駅から購入を検討しているマンションまでは、480mの距離にあることがわかります。
この分数は徒歩による距離を表したものであるため、信号待ちや階段の昇降にかかる時間は考慮されていません。
駅近マンションは、通勤通学のために駅までの移動距離をできるだけ短くしたい方や、帰宅時間が遅くなりやすい方などに向いています。
気に入ったマンションが見つかったら実際に歩いてみることや、メリットと注意点を両方加味しながら検討することが、自分にあった駅近物件を購入するコツといえるでしょう。
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魅力が多い!駅近マンションを購入するメリットをご紹介
駅近とは、駅からの距離が近い立地にあるマンションのことですが、魅力は単に距離が近いことだけではありません。
ここでは、駅近マンションを購入するときの代表的なメリットをご紹介します。
通勤・通学時に便利
駅近マンションの大きなメリットとは、通勤や通学の際の便利さです。
駅からの距離が近いことにより、家を出てから移動先までの時間を短縮することにつながります。
通勤通学など、電車を日常的に利用する方は、駅近マンションを購入するメリットを感じやすいでしょう。
駅までが近いと、ゆっくり起床したり、朝食をとったりなど朝の時間に余裕をもちやすくなります。
また、買い物を多くしたときや荷物の多いときにも、家までの距離が近いと、比較的楽に運びやすいことがメリットです。
とくに、駅直結のマンションであれば、雨天時に荷物を抱えていても濡れることなく、家と駅の間を快適に移動できて便利です。
資産価値が保ちやすい
駅からの近さは、経年しても変わることがない、駅近マンションが持つ魅力になります。
そのため、駅近マンションは、資産価値を維持しやすいことが特徴であり、メリットです。
また、実際のマンション購入層のなかでも、駅からの距離といった利便性を考慮して購入した方は多い傾向です。
不動産の資産価値にはさまざま要素が影響しますが、立地の良さは、駅近マンションの資産価値が下がりにくいことの要因といえます。
駅前の商業施設を利用できる
駅の周辺は、スーパーマーケットをはじめとする商業施設の充実したエリアが多いです。
駅によっては、構内にもショッピングモールなどが入っており、仕事帰りの買い物にも便利に使えることは、駅近物件を購入するメリットといえます。
商業施設だけでなく、役所や病院、学習塾や学校なども、駅の付近に建てられるケースが多く見られます。
買い物はもちろん、生活のさまざまなシーンでの利便性に優れていることも、駅近マンションの魅力です。
交通の利便性
駅近マンションを購入すると、鉄道が便利に使えることはもちろん、それ以外の交通手段についてもメリットを得やすいでしょう。
たとえば、駅周辺にはバス停やタクシーのりばがあることも多く、利用しやすい環境です。
駅近物件は交通の利便性に優れているため、マイカーがなくても不便が少ない場合もあります。
マイカーのための駐車場代なども不要になれば、経済的なメリットに通じます。
帰宅時も安心につながる
毎日の生活のなかで、帰宅時間が遅くなった場合でも、駅近マンションなら自宅までの距離や時間が短いことがメリットです。
駅の周辺は人通りがあり、街灯が多く設置されていて比較的明るいといったことも特徴です。
どのような立地でも安全面に気を付けることは大切ですが、駅近マンションなら、帰宅時の安心につながりやすいことは購入するメリットのひとつといえるでしょう。
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失敗しない購入のポイント!駅近マンションの注意点
メリットが多数ある駅近マンションですが、注意点もあります。
ここでは、失敗しない駅近マンション購入のために、把握しておきたい3つの注意点を解説します。
価格が割高な傾向
注意点のひとつは、条件や間取りの似たほかの物件と比較したときに、駅近マンションは購入価格が割高な傾向にあることです。
購入価格の高さは、言い換えると、優れた利便性や資産価値の高さ、需要や人気といった駅近マンションの魅力やメリットに見合ったものともいえます。
しかし、予算を大きく超える物件を取得して、購入後の家計に支障をきたすことは避けたい事態です。
価格が高くなる金額は駅ごとに異なるため、場合によっては、駅を変えて駅近マンションを検討するのも賢い方法です。
騒音が気なるケースがある
駅の周辺エリアは、栄えていることが多く、人通りに賑わいがあることも少なくありません。
なかには、線路の近くに建っている場合や、夜間営業している飲食店が多く集まっている場合もあります。
そのため、騒音が気になる可能性があることは注意点です。
一方で、音の感じ方には個人差があり、建物や階数などでも環境が異なるため、駅近物件で必ずしも騒音が気になるわけではありません。
気に入ったマンションが見つかったときには、実際に物件を確認することがおすすめです。
また、サッシを変更するといった工夫でも、室内で聞こえる音は変わってきます。
日当たりが変わる可能性
駅によっては、周辺で開発のための工事がおこなわれることや、一帯が商業地域に指定されおり、比較的大きなビルが建設されることもあります。
購入時には、日当たりが良い場合も、近くに高い建物が建つと、日当たりや眺望に影響する可能性も考えられることは注意点です。
駅近マンションを検討する際は、今後の開発計画の有無や、周辺に大きな空き地や駐車場がないかなど、事前に確認しておいたほうが良いでしょう。
なかには、大型の商業施設の建築計画により、物件の資産価値が上がるといったプラスの影響を受けられる場合もあります。
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まとめ
駅近マンションは、通勤通学など、日常的に鉄道を利用する方などに適しています。
利便性が高いことはもちろん、立地の良さや需要の高さから、資産価値が維持しやすいことも特徴です。
一方で、購入価格が割高な場合もありますが、そのようなケースでは、駅をずらして駅近マンションを探してみるのもおすすめです。
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