埼玉県立熊谷高等学校は、熊谷市にある県立の男子校です。
県内屈指の進学校のひとつで、国公立大学や医学部合格でも高い実績をほこります。
そこで今回は熊谷市にある埼玉県立熊谷高等学校の概要や、全日制および定時制についてご紹介します。
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熊谷市にある埼玉県立熊谷高等学校の概要
埼玉県立熊谷高等学校は、熊谷市にある進学指導重点推進校指定校です。
生徒の自主性に任せた校風で、服装・頭髪・持ち物検査などはおこなわれません。
大学の現役合格率は8割にのぼり、国公立大学や医学部にも多数合格している県内屈指の進学校です。
一方で部活動にも力を入れており、インターハイや県大会に進出するなど優れた成績を残す文武両道の男子校です。
校訓・校風
埼玉県立熊谷高等学校では、以下の校訓・校風を掲げています。
質実剛健
質実剛健にして明朗闊達な人材育成を目指しており、120年を超える歴史のなかで3万人あまりの卒業生を輩出してきました。
卒業生は日本国内のみならず、世界でも活躍中です。
文武両道
埼玉県立熊谷高等学校は勉学のみならず、部活動の両立にも励む校風です。
日々の授業も部活動も真剣に取り組むことで、進路選択の幅を広げられます。
自由と自治
生徒の自主・自律を尊重する校風なので、自ら考え行動するなかで自己管理の精神を育みます。
その結果、現役合格率は約8割と高い実績を残しているのも埼玉県立熊谷高等学校の特徴です。
埼玉県立熊谷高等学校の沿革史
埼玉県立熊谷高等学校は、明治28年に埼玉県第二尋常中学校として創立されました。
そして昭和23年、学制改革により現在の校名に改称するとともに、定時制課程も設置されました。
近年では、平成23年に文部科学省よりスーパーサイエンスハイスクールの指定を受けて科学技術系人材の育成に力を入れるなど、特色ある教育をおこなっています。
●所在地:埼玉県熊谷市大原1丁目9-1
●アクセス方法:JR高崎線「熊谷駅」より徒歩約25分、秩父鉄道「石原駅」より徒歩約15分
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熊谷市にある埼玉県立熊谷高等学校の全日制について
熊谷市の埼玉県立熊谷高等学校は、全日制と定時制にわかれています。
男子校である全日制の特徴を見ていきましょう。
単位制を導入している
全日制では、平成28年度の入学生単位制教育課程を導入しました。
これにより、生徒一人ひとりに合わせて柔軟な授業を構成できるカリキュラムとなりました。
1年次には、進路に関係なく幅広い科目の基礎を習得します。
そして2年次より文系・理系にわかれ、希望する進路に応じて科目を選択できるのが特徴です。
大学受験に必要な科目が充実しており、少人数授業によるきめ細やかな学習指導を受けられます。
国際交流に力を入れている
埼玉県立熊谷高等学校は、ニュージーランドSBHS(Southland Boys’ High School)と提携を結んでいます。
隔年でSBHSを訪れホームステイをおこない、また、SBHSの生徒も埼玉県立熊谷高等学校を訪問して交流を深めています。
現地校の授業参加やホームステイ、課外活動などを通じて国際感覚の育成を目指しているのが特徴です。
SBHSとは?
SBHSは、サウスランド地方にある公立男子高校です。
120年以上の歴史があり、ラグビーを中心に運動が盛んな伝統校です。
インバーカーギル市と熊谷市が姉妹都市提携を結んだことがきっかけとなり、ともに長い伝統を持つ男子校である両校でも交流を深める目的で、1995年に兄弟校提携を結びました。
2023年には、埼玉県立熊谷高等学校から13名が同校を訪問しました。
学習支援が充実
埼玉県立熊谷高等学校では、多彩な学習支援をおこなっています。
初期指導では、学習の取り組み方から丁寧に指導し、自学体制を整える準備をおこないます。
そして通常の補習だけでなく、長期休業中にも進学補習を実施するなど、進路指導にも力を入れているのが全日制の特色です。
放課後の教室や図書館は自主学習場所として開放しており、PTAの協力も得ながら土曜日にも有効活用するなど、手厚い学習支援を実現しました。
令和5年度には75名が国公立大学、3名が国立医学部医学科に現役合格を果たし、難関私立大学にも多数の合格実績があります。
進路指導も手厚い
埼玉県立熊谷高等学校は、大学入試に向けた手厚い進路指導をおこなっています。
単位制なので教員の数が多く、入試研究にも力を入れているのが特徴です。
個別対応もおこなえるので、入試対策や弱点克服も学校内で完結できます。
このほか、OBの大学生や卒業生と懇談できる機会を提供することで、科目や進路選択に役立てています。
多数の指定校推薦がある
早慶などの最難関私立をはじめ、多数の指定校推薦があるのも特徴です。
令和4年度には、早慶上理に16名、GMARCHに35名の指定校推薦枠がありました。
早いうちに進路が決まるので、高校卒業を待たずに大学進学後の勉学に取り組めるのも指定校推薦のメリットです。
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熊谷市にある埼玉県立熊谷高等学校の定時制について
埼玉県立熊谷高等学校には、男女共学の定時制も設置されています。
卒業生は5,000人を超え、各界・各地域でも活躍中です。
そんな定時制の特徴を見ていきましょう。
目指す学校像
定時制では、社会で「はたらく」生徒を育てる学校を目指す学校像に掲げています。
そして重点目標には以下の4つがあります。
●社会で生きる力を身に付ける指導の実践
●熊定愛を高める指導の実践
●保護者や関係機関と連携した教育活動の実践
●安心・安全な学校づくりの推進
少人数でアットホームな環境なので、教員から手厚い指導を受けられます。
さまざまな教育活動に取り組んでいる
定時制では、生徒の学力向上と教員の指導力向上を目的とししてさまざまな教育活動に取り組んでいます。
学習サポーター事業では、おもに大学生を配置して基礎学力の定着および学習意欲の向上を目指しています。
また、高校生の学びの基礎診断として、義務教育段階の学習内容も含めた基礎学力の定着を図る取り組みをおこなっているのも特徴的です。
国語・数学・英語については年3回の基礎学力テストを実施し、学習の定着状況を確かめるとともに学力向上のためのPCDAサイクルを確立させました。
そのため、中学校以前の学習に不安を抱えている生徒でも理解を深めることが可能なカリキュラムです。
授業は午後5時25分から
定時制の授業は午後5時25分から午後9時まです。
それまでの時間は自由なので、自分に合ったペースで学習したい方はもちろんのこと、社会人の学び直しにもぴったりです。
また、1限目のあとは給食の時間があります。
栄養バランスの取れた給食は人気があり、生徒同士の交流の時間にもなっています。
総合的な探究の時間を実施
令和元年度より新しい学習指導要領の施行に則り、総合的な探求の時間が始まりました。
これまでにオリンピック・パラリンピック教育や、小倉百人一首かるた研究などがおこなわれました。
歴史探求や科学探究など、複数のテーマから自分の興味・関心に合わせて講座を選択できるのも定時制の特徴です。
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まとめ
熊谷市にある埼玉県立熊谷高等学校の概要についてご紹介しました。
男子校である全日制は、県内でも屈指の実績をほこる進学校です。
そして定時制では、総合的な探究の時間など生徒一人ひとりの興味・関心に合わせた学びを深められるカリキュラムが充実しています。
多様な学び方に対応しているので、熊谷市に住まいをお探しの方におすすめの学校です。
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