子育て世代の方がお住まいを検討する場合、子どもが通う学校の雰囲気や特徴について知っておきたいという方も少なくないでしょう。
また、学校周辺の住環境も物件探しの重要なポイントの1つです。
そこで今回は、埼玉県熊谷市にある「熊谷市立大麻生中学校」の概要と特徴、学校周辺の住環境について解説します。
熊谷市にお住まいをご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
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熊谷市にある熊谷市立大麻生中学校の概要
まずは熊谷市立大麻生中学校がどのような学校なのか、その概要として、学校沿革とグランドデザインについて解説します。
熊谷市立大麻生中学校の概要①学校沿革
熊谷市にある熊谷市立大麻生中学校は、昭和22年4月に初代校長が着任し、同年6月に大麻生小学校に併設開校しました。
このとき、「父母と先生の会」と「生徒会」が設立されています。
昭和36年には校歌、女子の制服、校旗を制定。
昭和52年には、開校30周年記念事業として校門が設置され、現在まで多くの生徒が門をくぐってきました。
その後、新校舎建築や校庭の拡張・整備がおこなわれ、平成21年には体育館とテニスコートが完成し、生徒がより良い環境で学べる環境が整っています。
平成28年には開校70周年を迎え、令和3年に就任した第25代校長が現在も熊谷市立大麻生中学校の中心となって教育に取り組んでいます。
熊谷市立大麻生中学校の概要②グランドデザイン
熊谷市にある熊谷市立大麻生中学校のグランドデザインは、「目指す生徒像」「目指す学校像」「目指す教師像」の3つから成り立っています。
目指す生徒像
熊谷市立大麻生中学校では、「誇れる郷土大麻生に学ぶ埼玉県一の中学校」をモットーに掲げ、「知・徳・体のバランスのとれた生徒」を目標としています。
「知」は、自ら学ぶ生徒として、明確なねらいをもって授業に真剣に取り組むことや、自学の充実などを目標にしています。
「徳」は、思いやりをモットーにしており、具体的な目標は、いじめ撲滅の推進や地域活動への参加と協力などです。
「体」は、たくましい生徒を育成するために、部活動や体育行事に積極的に取り組むことや、生活習慣の改善などを目標にしています。
目指す学校像
熊谷市立大麻生中学校は、モットーの実現に向け、3つのことを目指しています。
●生徒一人一人が夢の実現に向けて歩む学校
●教職員が生徒一人一人のために磨き合い高め合う学校
●家庭・地域に信頼される学校
そのために、目標を設定して教育活動を進めることや、生徒や保護者・地域の方へのアンケートの実施、ニーズの把握と改善をミッションとしています。
目指す教師像
情熱と使命感にあふれ、信頼される教師を目指し、生徒の学力向上のために分かりやすい授業をし、報告・連絡・相談・見届けを徹底しています。
また公平な判断をおこなうためにプロの手が必要な場面では、1秒でも早くプロに相談することも大切であるとしています。
●所在地:埼玉県熊谷市大麻生35-1
●アクセス方法:秩父鉄道秩父本線「大麻生駅」より徒歩約13分
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熊谷市にある熊谷市立大麻生中学校の特徴
次に、熊谷市立大麻生中学校の特徴を見ていきましょう。
特徴①生きる力の土台づくり
熊谷市立大麻生中学校の学校長あいさつでは、学校運営協議会を核とした教育方針を掲げています。
熊谷市立大麻生中学校では、熊谷市が掲げる「4つの実践と3減運動」を取り入れています。
朝食をとる、返事をする、あいさつをする、友だちを作る、の4つを実践しながら、テレビ・ゲーム・パソコンの3つの時間を減らそうという運動です。
スマートフォンやタブレットの使い方にもルールを決め、学校だけでなく家庭や地域も一体となって生徒の生きる力の土台づくりに尽力しています。
特徴②涼くまグランプリ2022でダブル受賞
熊谷市では、2018年から「涼くまグランプリ」を開催し、事業所や学校、一般の方が参加して暑さ対策に取り組んでいます。
2022年のグランプリで、熊谷市立大麻生中学校は、「中学校の部」の最優秀賞、「中学生サポーター事業部門」で優秀賞と、ダブル受賞しています。
中学校の部では、リュウキュウアサガオで育てた緑のカーテン「麻中カーテン」が、生徒を暑さから守り、癒しを与えました。
中学生サポーター事業部門では、生徒が熱中症予防のポスターを作成し、学区内の公共施設に貼ってもらいました。
その活動が、地域の方々に熱中症対策の意識と知識を広めたとして、優秀賞受賞に繋がっています。
特徴③いじめ防止に尽力
熊谷市立大麻生中学校では、いじめ問題に対して教職員が迅速かつ的確に対応していくための「いじめ防止対策マニュアル」を作成しています。
いじめを発見した場合は、緊急職員会議を開き、「学校いじめ防止対策協議会」と連携して対応しています。
学校いじめ防止対策協議会とは、教職員だけでなく、PTAの代表やソーシャルワーカーも参加する、いじめ防止専門の協議会です。
生徒が信頼して話せる人間関係を築きながら、学習環境を確保し、生徒の立場に立って問題解消に努めています。
いじめが解消したあとも、事後観察や支援をおこなうなど、手厚くサポートしています。
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熊谷市にある熊谷市立大麻生中学校周辺の住環境
熊谷市立大麻生中学校の概要や特徴について前章で解説しましたが、学校周辺の住環境も気になるところですよね。
熊谷市立大麻生中学校の周辺は、田畑が広がるのどかな地域です。
自然豊かな公園が近くにあり、落ち着いた雰囲気のなか、のびのびと子どもが生活できる住環境だといえます。
とくにおすすめのスポットとして、「荒川大麻生公園」と「熊谷さくら運動公園」についてご紹介します。
荒川大麻生公園
荒川大麻生公園は、荒川の河川敷にある県営公園で、サッカーや野球を楽しめる広いスペースがあります。
公園内には野鳥の森があり、日常の散歩や自然観察に訪れる方が多く見られます。
春には土手沿いに桜が咲き、お花見にもおすすめです。
ミニ門松づくりや野鳥探検ウォークといった、小学生や中学生が参加できるイベントも開催しているため、家族で参加してみるのも楽しいですよ。
●所在地:埼玉県熊谷市広瀬
●アクセス方法:秩父鉄道「ひろせ野鳥の森」から徒歩約5分
●駐車場:あり
熊谷さくら運動公園
熊谷さくら運動公園は、熊谷市営の都市公園です。
屋内プール、テニスコート、野球場、陸上競技場、トレーニングルーム、多目的広場、弓道場、相撲場など、数多くの施設があり、運動公園として充実した施設です。
ジョギングコースが人気で、1㎞と1.2㎞のコースがあります。
走路は、ゴムチップウレタン樹脂舗装で、衝撃吸収性に優れており、体への負担が軽減されるようにコースが作られています。
また、四季折々の景色を眺めながら快適にジョギングができ、自然を感じながら楽しめるコースです。
遊具や砂場がある子ども広場や芝生広場では、小さい子どもが安心して遊べます。
また手ぶらでバーベキューができるスペースもあり、週末に家族で1日に過ごせるおすすめスポットです。
水泳教室やかけっこ教室などのイベントも開催しており、子どもの体力づくりにもおすすめです。
●所在地:埼玉県熊谷市小島157番地1
●アクセス方法:秩父鉄道「ひろせ野鳥の森」から徒歩約15分
●駐車場:あり
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まとめ
埼玉県熊谷市にある熊谷市立大麻生中学校は、昭和22年から地域に根付いて中学生の教育に尽力している歴史ある中学校です。
生徒、学校、教師がそれぞれ目指す目標を設定し、学校全体で課題に取り組んでいます。
熊谷市の「涼くまグランプリ」ではダブル受賞するなど、生徒の取り組みが結果として残っている、魅力ある中学校です。
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